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彼女は若かりし頃に宏彰を出産した。宏彰が生まれて夫はいなくなってしまったが、彼女は必死に働き、宏彰を育てた。やがて時は経ち。宏彰が大学に進学する事を願っていた。田舎の国立大学を志望していた宏彰に、入試まで大学近くの旅館で勉強するように宏彰に勧めた。だが宏彰は大学進学を望んではいなかった。母の為に就職したいと考えていたのだ。宿泊先の旅館に向かいながら、宏彰は想いを告白するかどうか迷っていた。進学の事もだが、母を女として好きだという気持ちを……。

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